子育て・家庭教育 見つめなおしてみませんか
県教育委員会では、事業所等を訪問して「家庭教育出前講座」を実施しています。
今回は、「金山農業協同組合」で実施した様子をご紹介いたします。子どもに限らず、「障害」をもつ人たちの行動や思い、感覚について、講演や疑似体験等のワークショップを通して学び、これからの仕事や生活に生かしていくことについて考えました。
◆講演
演題「みんなちがって みんないい!」
講師 花笠ほーぷ隊
(古澤 薫 氏、長谷川 薫 氏、日比野 久枝 氏、佐藤 洋美 氏)
花笠ほーぷ隊は、「知的障害」や「発達障害」に理解のある人たちが地域にたくさん増えてくれることを願って活動されています。メンバーは、手をつなぐ育成会(親の会)会員、相談支援事業所職員、社会福祉協議会職員、特別支援学校教員、消防署職員、市役所職員、一般市民、山形美人等、経験豊かな方々です。
◆内容
○講演
→講師の皆さんの経験談や、知的・発達障害のある人の行動の特徴について。
障害のある人もない人も苦手なことは少なからずあるもので、苦手なところを少しお手伝いしたり、お互いに理解し合ったりすることで生活しやすくなる。障害を知ることは、みんなに優しい街づくりになる。
○疑似体験
●「できない」とはどう感じるのか、軍手をはめて花を折ってみました。
●「伝わらない」「わからない」とはどんな感じか、あいまいな表現を各自が絵で表したり、たくさんの情報の中から必要な情報を記憶する難しさを体験したりしました。
◆感想
●人は、誰でも平等だということが分かりました。子どもへの接し方を再確認できました。
●言葉では「相手の気持ちになって」と言われていても、実際に自分で体験してみないと本当に分からないものだと思いました。
●疑似体験など、新鮮な経験ができて、これからの生活に活用していきたいと思いました。
●4歳と0歳の子どもを育てていますが、彼らの要求が分からなかったり、こちらが感情的になったりという場面があるので、今日の講演を子育てにも生かしていきたいと思いました。
●子育てを経験する立場ではありませんが、今回の講座で子育てする親の気持ちを知ることができました。
詳しくは山形県ホームページをご覧ください
https://www.pref.yamagata.jp/700015/bunkyo/kyoiku/gakushu/shishin-sakutei.html
お申し込み・お問い合わせ先
村山教育事務所社会教育課 TEL0237‐86-8274 最上教育事務所社会教育課 TEL0233‐29-1441
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