無期転換の準備進めていますか?

2018年2月1日

労働契約法第18条に基づき、来年4月以降、無期転換申し込みが本格化すると見込まれています。有期労働契約で働く皆さんは、無期転換申込権を活用できるようにその内容を理解することが大切です。企業の皆さんは、申し込みに適切に対応するための準備を進めておくことが大切になります。

無期転換ルールを円滑に進めるためのポイント
自社の現状把握⇒有期契約労働者の人数、職務内容、労働時間、契約期間や更新回数、勤続年数(通算契約期間)、無期転換申込権の発生時期などを把握しましょう。

無期転換後のキャリアの検討⇒有期契約労働者の無期転換後の処遇を考えるには、中長期的な人材活用の観点から検討する必要があります。そのためには、自社の業務内容を分類し、どのような雇用形態の労働者に任せるかを整理しましょう。それによって無期転換後の処遇も異なります。無期転換後の処遇は、就業規則等で別段の定めがある部分を除き、直前の有期労働契約と同一となりますが、それに加えて、多様な正社員や正社員への転換が考えられます。

就業規則の整備⇒中長期的な人材活用が定まったら、具体的な制度設計と規則などの整備を行います。無期転換者用の就業規則を作成した場合、これらの規定の対象となる社員を正社員の就業規則の対象から外しておく必要があります。なお、無期転換者と正社員の業務内容や責任範囲、労働条件などを明確にし、妥当性や社員の納得性に留意した処遇や評価制度にすることが求められます。

運用後の見直し⇒新しい制度を円滑に導入するには、制度設計時だけでなく、運用後も労使でコミュニケーションをとり、フォローアップすることが大切です。また、無期転換の対象となる有期契約労働者には事前に、無期転換申込権について説明しましょう。実際に無期転換を行った後も、何か問題が生じていないか、適宜確認し、必要な改善を図るようにしましょう。



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◆HP「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト」
http://muki.mhlw.go.jp/