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山形いきいき子育て応援企業
  プレステージ・インターナショナル山形BPOガーデン、そのBPOとは、ビジネス・プロセス・アウトソーシングの頭文字だ。端的に言えば企業のコア業務以外を外部委託することを指し、エンド・ユーザーとの電話での接点をクライアント企業に代わって担当することが基本サービス。いわゆるコンタクトセンターの業務をクライアント企業から請け負うというものだ。
「社員が働くことができるのも、家族の理解と協力があってこそ。その家族も、地域との繋がりや支えがあってこそ成り立つのだと思っています。だからこそ、会社は、その全てを大切にする必要があると考えています。」経営企画部、総務・人事兼広報グループのグループリーダー石川慎太郎さん。
 「まだまだ男社会という会社も多いので、そこを変えなければ、出産や子育てをしながら女性が働くことは難しいのが現状。でも、小さな子どもがいるお母さんも、働きたい気持ちはあるんです。もちろん、子どもを犠牲にしては絶対にダメですから、これからもいいかたちを模索していきたいです」そう語る菅野代表理事、海谷専務理事。
 代表の安田さんは山形市内の美容師として勤務したのち独立。現在、ヘアサロン「エクルル」を山形と宮城で9店舗展開し、現役の美容師として店に立ちながら、各店舗をまわって経営者として手腕を発揮する多忙な日々を送る。平成21年の「山形いきいき子育て応援企業」の登録は、従業員が出産を迎えるタイミングも重なり、育児休業をはじめとした各制度を整備する直接のきっかけとなった。
 総務管理を担当する菅原さんにお話をお聞きしたところ、「山形いきいき子育て応援企業」登録については、登録したことで意識が高まった実感はあったが、取組みについては何か特別なことを行っているという感覚はないと言う。
 モガミフーズは日本水産(ニッスイ)のグループ会社。お弁当でもおなじみの、自然解凍のおかずを中心に、調理冷凍食品の製造を手がける。自然解凍和惣菜カテゴリーではシェア60%を誇り、日本で初めて自然解凍品の開発・製造を行ったのも同社である。
 「協同組合 労研センター」は社会保険労務士の合同事務所。県内では珍しい形態であり、その名の通り、社会保険労務士の有資格者による協同組合である。「商工会議所の建物のなかに事務所がある、これも珍しいのではないでしょうか」とは、専務理事の高橋久義さん。創業者である鈴木徳松氏が、当時の商工会会頭から声掛けを受けたのがきっかけだったという。
 「山形いきいき子育て応援企業」の新制度がスタート、さっそく『実践ゴールド企業』として認定を受けたのが山形信用金庫である。認定はこの7月ではあるが、この制度がめざす「社員が働きやすい職場環境の整備」については以前から深い理解があり、そしてそれを実践してきたことが印象的なインタビューとなった。
 平成2年に設立された一幸会は、老人介護事業を中心に事業を展開する。設立当初は、特別養護老人ホーム、デイサービスとホームヘルパーを手がけていたが、近年は、小規模多機能型の事業所や地域包括支援センターなど、その分野のなかでの拡大に加え、高齢者向けサービス付き介護住宅や保育園といった事業進出も視野に入れながら活動中だ。
 訪問看護と訪問リハビリの提供とケアプラン作成を軸に、この春からはグループホーム運営も手がけるユニバーサル山形。訪問看護、訪問リハビリとは、看護師や理学療法士等が利用者様の居宅に訪問し、専門的な看護やリハビリを提供するサービスであり、グループホームとは認知症の高齢者が家庭的な雰囲気の中で、少人数で共同生活を送ることにより、認知症の進行を緩和させ、より良い日常生活を送ることができるよう支援するサービ...
 企業理念にもあるとおり、東北から世界へ。「とても大きいことなのだけれど、それを実現するのは従業員一人ひとり。個々のレベルを高めて、お互いに信頼関係を築いて、そこで初めて実現できる。まさしく企業は人なり、なんです」と椿原さん。いかに企業が人を育て、技能技術を伝承していくか。そしてその能力を思い切り発揮してもらうための環境を作っていくか。その大きな取り組みのなかのひとつの施策が、「山形いきいき子育て...