第43回 朝日金属工業株式会社

2015年5月1日

 山形県の南部に位置する長井市。現在、人口約28,000人・世帯数約9,700戸(平成27年2月末日現在)規模の街である。この街の歴史は、江戸時代・元禄(げんろく)年間(1688~1704年)頃、最上川舟運の最終港であったこともあり、米沢藩の外港として物資流通や商取引で栄えた商工業都市という歴史をもつ。現在でも続く製造業として長井紬が有名で、昭和に入ると東芝の長井工場の開場を皮切りに、弱電関係の工場の立地が相次ぎ、企業城下町といわれた。そして現在も、製造業は長井市の主要産業となっている。